明日はいよいよバレンタイン。ここ数週間、スーパーやデパートでは大好きな人に送るためのチョコレートを準備している人々の姿であふれかえり、デパートの地下どころか全体が揺れているように感じます。
私も源流大学の数少ない女性スタッフとしてその流れに乗ってみました。
カロリーメイトプレーン味
最近、登山の行動食としても優秀な大塚製薬のカロリーメイトからプレーン味が発売されたというニュースを耳にして、山での作業が多い源流大学の男性陣の為に買ってみようかなと考えておりました。やはりシンプルがいいということなのでしょうか、そういえば農山村の景観も非常にすっきりシンプルでどこか通じる所があるように感じます。シンプルイズベスト!です
ちょうどバレンタインなのもあり、いい機会なのでこのシンプルさを活かしてバレンタインチョコを作ることにしました。
早速作ってみる
早速カロリーメイトとチョコを買って作ってみることにしました。刻んだチョコを湯煎して、カロリーメイトの全面に塗ります。私は料理が苦手なので、この簡単な作業でも開始2分で指を切りました。しかし、さすがプレーン味シンプルな作業だけで見事バレンタインチョコの完成です。
味見をしてもらう
なんとか完成した「カロリーメイトプレーン味チョコレートかけ」をちょうど一緒に取材に行ったライターの地主さんに食べてもらうことに。なぜか地主さんは箱を見ただけで嫌そうです。
「どうですか?おいしいですか?」とたずねると、ただ一言「普通です」と返ってきました。
感想も実にシンプルです。すべてがシンプルに進みます。
しかしこの後さりげなく荷物を持ってくれてシンプルな優しさが生まれました。
カロリーメイトにはチョコ味がある
皆さん最初から気づいていると思いますが、カロリーメイトにはチョコ味なるものが既にあります。作っている途中で「これチョコ味でいいじゃん」という疑問が浮かんでは消えました。ごてごてにチョコを塗りながら最初のシンプルイズベスト!の考えはどこに行ったのかと自問自答していました。すっかりプレーン味というシンプルさに遊ばれていたようです。
さらに行動食向けのバレンタインチョコを目指す
ここまできたらせっかくなので、カロリーメイト最大の特徴である行動食にむいているという点をのばすことにしました。私は本来褒めてのばすタイプの人間なのです。そこで、行動食の頂点を目指そうという気持ちになりました。シンプルは捨てます。これからは付加価値の時代です。農山村にも我々源流大学のような付加価値が必要です。
行動食とは
先ほどから出ているこの『行動食』という言葉、聞き慣れないと思いますのでご説明しますと、山に登る際、おにぎりやバナナ、あめ玉等を持っていきエネルギー補給を適宜行います。これらは行動食または携帯食と呼ばれています。
これは登山などでエネルギーが不足し血糖値が下がってしまう「シャリバテ=シャリがなくなってばてる」を防ぐために休憩時等に軽く食べる食事のことです。
昔はヒダル神という妖怪に憑かれたため山道等で急激な空腹感、めまい等に襲われ、最悪の場合死にいたるのだと言われていました。
行動食バレンタインチョコの完成!
行動食として有名なカロリーメイトを土台に、これまた行動食の2台看板チョコと砕いたアメをかけた「行動食バレンタインチョコ」をつくりました。この3つが出会うことで最強の行動食が出来ました。
実に多くの付加価値がつきました。
さらに、行動食はその場で簡単に食べられるというのも大きな特徴なので、持ちやすいようにチョコをかけない部分も作りました。アウトドアで手が汚れないためのさりげない優しさで女子力をアピールします。
それではいよいよ私の周りにいる男性にプレゼントしてみます。
あめ玉は固くて痛かったみたいですが、味は「普通」とのこと。付加価値がついても感想はシンプルです。
でも普通が一番です。皆さんも『行動食バレンタインチョコ』でぜひ周りのアウトドア男子をゲットしてくださいね。