北九州市にあるネジチョコで看板を作る

コラム

人は誰しもチョコレートが大好きです。そんなチョコレートを一年に一度、大好きだと叫ぶ事が許された日があります。それが本日バレンタインデイです。本来は友人や好きな人に感謝を伝える日なのでしょうが、私は一番お世話になっているチョコレートに、ありがとうを伝えたいと思います。

チョコレートは魅惑の食べ物
チョコレートは中南米原産のカカオという植物の種子を発酵、焙煎し、砂糖や粉乳などを混ぜて煉り固めた作られた食べ物です。今では甘くて美味しいお菓子として食べられる事が多いですが、昔は薬として扱われたいた事もあり、様々な形で食べられてきました。

おいしいよね!

メキシコでは、様々な香辛料とチョコレートをソースにし、鶏肉を煮込んだ料理「モレ」として食べられるなど、私達の知っているチョコレートの形とは違った姿も見せてくれます。

これがモレです

意外と知っているようで、知らない、ミステリアスで奥が深い、甘いのにスパイシー、そんな世界中で愛される魅惑の食べ物がチョコレートなのです。そんなチョコレートに感謝を伝えるための掲示板を作り、いつもありがとうという感謝の気持ちを伝えたいと思います。

カカオはこんな風になります!

北九州のネジチョコ
北九州市と言えば福岡の北部に位置し、本州と九州をつなぐ関門海峡がある福岡第2の都市です。美味しいものが多く、自然も豊かな北九州市ですが、工業の町でもあります。最近ではその工業の夜景を見学するツアーなども行われており、多くの観光客が訪れています。

美味しいものいっぱい!

北九州市の美味しいものがわかる記事はこちら
http://genryudaigaku.com/archives/4433

自然も豊か

北九州市の観光地がわかる記事はこちら
http://genryudaigaku.com/archives/4222

そして工場夜景

北九州市は、世界遺産である「明治日本の産業革命遺産」のひとつである「官営八幡製鐵所」 があるものづくりの街。そんな北九州市で生まれたちょっと変わったチョコレートがあります。それが「ネジチョコ」です。

ネジチョコです

地元の洋菓子店「グランダジュール」さんの商品で、その精巧さにより実際にネジを回すことができるのです。美味しいだけじゃなくて、楽しいチョコレートなので、お土産にもぴったりで喜ばれます。

回せる!

ただ回すだけでも楽しいのですが、せっかくボルトとナットに生まれたチョコなのだから、なにかをとめてあげたいじゃないですか。そう思い立ち、日頃の感謝をチョコに伝える看板を、ネジチョコを使って作る事にしました。全てチョコレートで。本来の生まれてきた意味をネジチョコに思い出してもらいたいと思います。

世界遺産!

看板を作ろう
ボルトとナットを使って何かと何かをとめて何かを作ろう、と思い立ったものの、簡単に出来て、ボルトとナットを使うものが思いついては消えて行きます。L字のチョコレートとか売っていればいいのですが、ないし。「L字 チョコレート 型」で調べても全くでてきません。まあ、冷静に考えればL字のチョコ何に使うんだとはなるのですが、ネジチョコがあるんだからあってもいいのにと思ってしまいました。

こういうのがあれば机が作れそう

無理矢理直線の板チョコだけで何かを作ろうと思うと、看板がいいんじゃなというアドバイスを日曜大工好きの方からいただきました。確かに看板なら簡単そう。ネジチョコがどの厚さまでとめられるのかわかりませんが、とりあえず材料を調達します。

ネジチョコと

デカい板チョコを買いました!

わくわくするデカさ!

ネジチョコはナットとボルトが一組みずつ袋に入っていて、きちんと回す事が出来ます。手に取ってみると思っていたより小さい。これであのデカチョコをきちんととめられるのか、そもそも裏に届くか心配になってきました。

どのくらいとめられそうか測っておきます

大きなチョコがあるだけでテンションがあがります。もうこれ半分に割って溶かしたチョコでつければ完成じゃないかなとも思いましたが、頑張って作りたいと思います。これを温めた包丁で割ってパーツに分けていきます。まずは看板部分と足の部分に分けます。

これが設計図

板チョコをどう割るか考えて

割れないように切って行きます

穴空くのか問題
ネジチョコをとめるために穴をあけていきます。熱い鉄でとかしてしまうのが楽かなと思い、クリームなどを絞るときの口金を温めてチョコにぐりぐりします。少しずつ溶けていきますが、いかんせん時間がかかる!

穴をあけていきます

めちゃくちゃ時間かかかる!

1つ穴をあけるだけで30分くらいかかったので、思い切ってある程度穴をあけたらゴリゴリと爪楊枝で削る事にしました。バレンタインのチョコってこんなに工作的な感じだったかな、と疑問に思いながら作業をすすめて行きます。愛するチョコのためにがんばろう。思いきりチョコを痛めつけている気もするけど。

削っていきます

なんとかあいた!

チョコの模様部分を削って、ナットやボルトがぴったり板につくように調整したら完成です。穴をあけたらこっちのものです。削ったチョコももったいないので綺麗に拾いおやつにしていたのですが、削りチョコとむせ返る甘い匂いで完成前にもうお腹いっぱいです。

メッセージをチョコペンで書いて、

あとは看板に感謝のメッセージを書いて、組み立てれば完成です。そう言えば土台と看板をどう設置するか考えてなかったのですが、メッセージで余ったチョコペンでつける事にします。ありがとうチョコペン。

看板と足をあわせて

ネジチョコでとめる

すごいしっかりしてる!

接着!

完成です!

ネジチョコキットをつくってほしい
無事に完成しました。様々な形に変形できるチョコだからこそ出来た作品です。ネジチョコもきちんと裏でとまっていて、役割を果たしています。本当にネジとして使えるなんて感動です。

きちんとネジで

表も裏も

とまっています!

素人が作ったので手作り感が満載ですが、いつもお世話になっているチョコレートさんにお礼が出来てよかったです。カカオ農家や製造に携わっている全ての方に感謝します。できれば、ネジチョコで簡単に組み立てられるキットを作ってくれると、もっとうれしいです。

ハッピーバレンタイン!

美味しい看板
もちろん、チョコレートで出来た看板は全て食べる事が出来るので、毎日少しずつお仕事頑張ったら食べていきたいと思います。ちょっとかじったけど最高に美味しかったです。ホワイトデーまで食べ続けられそうです。チョコレート最高!

味も最高!

チョコレートに関わる全ての人に感謝

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