国民食チキンラーメンを佐賀県のご当地バージョンにする

コラム
海苔におさえてもらい3分待ちます

人は誰しも日本三大〇〇が好きな生き物です。日本人の新三大国民食は「インスタントラーメン」「袋ラーメン」「カップラーメン」というお話を3年前くらいにもお話ししたと思います。(チキンラーメンを福岡のご当地ラーメンにする

そんないつも私たちのそばにいてくれるインスタントラーメンに、その県の名物を足して自分だけのご当地ラーメンを作ってみたいと思います。

チキンラーメンが好きだ
毎年数多くのインスタントラーメンが生まれては消えて行く、永遠に続くラーメン戦国時代。多くのスターインスタントラーメンが現れ私たちの心を鷲掴みにしていきます。スーパーやコンビニでは色とりどりのカップ麺が棚を飾り、老若男女に愛されています。

美味しいよね!

その中でも、国民的人気を誇る即席麺の元祖はやはりチキンラーメンではないでしょうか。2018年から2019年に放映されたドラマ効果もあり、年中売れまくっているキング オブ インスタントラーメンです。

チキンラーメン!

そんなみんなに愛されるチキンラーメンにご当地の食材をチョイ足しして、自分だけのご当地チキンラーメンを作りたいと思います。今回は佐賀県に行きご当地食材と勝手にコラボすることにしました。

はい、佐賀県です

海苔王国佐賀
佐賀県といえば皆さんまず初めに海苔を思い浮かべたのではないでしょうか? 私もそうです。そして佐賀の方の推しもそうです。佐賀県は海苔の生産量が日本一。前のシーズンは不漁で少し心配な海苔でしたが、日本人の食卓には欠かせない海苔。それを支えているのが、佐賀県だという事を覚えておいてください。

富士山に並ぶ!

そんなノリノリの佐賀県ですが、魅力はそれだけではありません。観光する場所もたくさんあり、イカで有名な呼子や吉野ヶ里遺跡、私が特にオススメする、トビハゼやムツゴロウに会える「干潟よか公園」の「東よか干潟」などがあります。もちろん水路の町である佐賀市内も美しい街並みと広い空が広がります。

ムツゴロウのマンホール

ネットで有名な東よか干潟

干潟を見ると

海苔の養殖場が見えます!

美しい干潟には

多くの生き物が!

佐賀平野の雄大さ!

空が綺麗!

佐賀県の美味しいものさがし
まずは地元スーパーに行って佐賀県のおいしいもの探しです。地元のスーパーを巡ると地域の食文化がよくわかって、とても楽しいです。宝箱の中に入り込んだような気持ちになります。あれもこれも全て買いたくていつも買いすぎてしまいます。

スーパーは地元の美味しいがギュッと詰まっています

買いました!

佐賀県のおいしいもの
それでは早速、材料を確認し、ご当地チキンラーメンを作っていきたいと思います。基本的にお湯をかけて完成する材料としています。調理器具がなくてもホテルなどで手軽に楽しめるので皆さんもぜひ作って教えてください。

まずはこれ!

佐賀県川副町で作られている「光樹トマト」。佐賀県が誇るブランドトマトで、有明海の潮風とミネラルたっぷりの土壌に育まれたトマトです。中のゼリー部分も甘く、赤い色は食欲を誘います。酸味と甘味の絶妙さがチキンラーメンの出汁とあってくれると思います。

お次はこれ!

次は佐賀県の老舗蒲鉾店「馬郡蒲鉾」さんのごぼう天。肉厚で程よい油の味がお出しに溶け出すと最高のハーモニーを見せるこちら。そばやうどんによく合うだけに、ラーメンにも絶対に会うはずです。右と左、上と下くらい絶対にセットの組み合わせなのです。

やはりこれは外せない

そして、佐賀県が誇る海苔です。シックな黒がチキンラーメンにおしゃれさも足してくれるはずなのです。つゆでふやけて麺に絡んだ海苔も、香りがたっておいしいはずです。

お湯ではなくてお茶で

前回福岡でご当地ラーメンを作ったときに、お湯よりお茶が美味しい、ということがわかったので今回もご当地のお茶処の緑茶を使います。佐賀県の有名なお茶生産地といえば、やはり嬉野ではないでしょうか。スーパーでももちろん嬉野茶が手軽に購入できます。

これで材料が揃いました

佐賀県のご当地チキンラーメンを作る
それではサクッと作っていきたいと思います。サクッと作れるのがチキンラーメンのいいところです。しかもおいしい。チキンラーメンが人間だったら恋に落ちているかもしれないです、危なかった。

まずはトマトを入れて…

まずはトマトを入れたのですが、明らかにもうそれでいっぱいです。一応チキンラーメンさんもトマトを入れるくぼみを作ってくれているのですが、それでも他の具材が入らない。一度取り出して先にごぼう天を入れようと思います。

これも大きい!

チキンラーメンに入れるために直径測ったのかな? と思うほどぴったりのサイズです。すごい。まずはごぼう天を敷いてから、あらためてトマトを入れていきます。恐ろしいくらいにぴったりです。ぴったり合わせた商品グランプリがあったら5年連続優勝して、殿堂入りすると思います。その殿堂にもぴったりはまっているんじゃないかな。

ぴったり!

そしてお茶を注ぎます。前回茶葉で行った際、急須がなかったため、茶葉がドバドバ入りまくるという事故が起きたので、今回はティーバッグにしました。お茶の良い匂いとチキンラーメンの香ばしい匂いが部屋一杯に広がります。

今回はティーバッグ!

良い香りだ!

海苔におさえてもらい3分待ちます

仕上げは海苔!
仕上げに佐賀県らしさをトッピングしていきます。佐賀のりをこれでもかとのせていきます。海苔の香りが、部屋を一気に海の中に連れて行ってくれます。竜宮城のようにタイやヒラメの舞い踊りが目の前に見える気がします。

美しき漆黒

完成しました!

佐賀県版チキンラーメンもおいしい!
早速完成したご当地チキンラーメンを食べてみたいと思います。まず出汁はチキン、海苔、蒲鉾の味が優しく口いっぱいに広がります。深みしかない。佐賀の有明海を口一杯に感じることができます。

うまい

さらにトマトを潰すとその酸味が、新たな味にしてくれるので、最後まで飽きずに食べることができます。トマトのジュレとチキンラーメンの麺が絡み合って絶妙です。丸ごとトマトをいれるのもポイントで、外側は出汁を吸って、中はフレッシュなまま味わうことができます。トマトラーメンおいしい。

麺に絡む素材たち

これも全てチキンラーメンの大きな愛がすべての食材をうまく包み込んでくれるからなんですよね。ありがとうチキンラーメン。そして佐賀の食材たち。おせちに飽きたら皆さんもぜひご当地の食材をのせたご当地チキンラーメンを作ってみてください。

佐賀空港にあった自販機

海苔が売ってた!

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