海獣の剥製は正面から見るとかわいい

コラム

人は誰しも可愛いものが大好きな生き物です。可愛いものを見るとテンションがあがるし、幸せな気持ちになれます。かわいいの代表選手である動物達は、私達に日々癒しを与えてくれます。

そんな可愛い動物達、実は剥製になってもかわいいのです。普段は見ることの出来ない角度から見ることができる剥製、その観賞を行う中で海獣は正面から見ると可愛いことに気づいたので、お知らせ致します。

動物はかわいい
ネコやイヌなど愛くるしい目とぬいぐるみのようなふわふわの毛、動物達を見て可愛いと思う人は多いのではないでしょうか? 可愛くない動物にもそれなりの可愛さがあって、癒されます。

かわいい!

毛がなくてもかわいすぎる!

ソロモン王の指輪を得て、もし彼らと話したら本当はめちゃくちゃ親父ギャグ飛ばす、中身完全におじさんかもしれませんが、見た目はずっとかわいいのです。

太郎、55歳なんてこともあるかも

ふわふわの動物に限らず、海に住むつるんとした海獣達も可愛いですよね。あのツルツルの胴体に、うるうるした瞳。たまりません。でも、多くの種類の動物をじっくり見るのって難しいですよね。動物園に行くか、水族館に行くしかありません。でも柵越しでなかなか間近から色んな角度で愛でることは難しいのではないでしょうか。

動物達は動いているし

剥製で見るといい
最近ではぬいぐるみやフィギュアでも本物そっくりのものがありますが、やはり、そこは本物を見たいのが人の性。そこで剥製なのです、剥製ならほぼ生きていた時のまま保存されていますし、動きません。好きな角度から見ることができます。

フィギュアもいいけど、やはり本物がいい

上野にある国立科学博物館にも多種多様な動物の剥製が展示されています。ぐるりと囲まれた真ん中に立つとジャングルの王になったような気分が味わえます。でも、剥製保護のためのガラスがあり少しだけ遠い、そこで、もう少し近くで剥製を見ることができる博物館に行くことにします。

国立科学博物館は、少しだけ距離を感じる、、、

北海道網走市立郷土博物館
東京農業大学もキャンパスを置く、北海道網走市に好きな角度から、舐め回すように剥製を見ることができる博物館があります。それが網走市立郷土博物館です。

網走市立郷土博物館

この博物館は、網走市の自然や文化を伝える展示が多く、昭和11年11月3日、当時の社団法人北見教育会が地方教育の振興と文化の発展をはかるべく、「北見郷土舘」として建設、開館したものです。北海道で最も歴史の古い博物館のひとつだそうで、館内の装飾や雰囲気も素晴らしいのです。私も網走に来る際は必ず訪れることにしています。

館内もすばらしい

ここには、北海道で暮らす生き物達の剥製が、ガラスケース無しで見ることができます。触れそうな距離です。もちろん保存のためにも絶対に触らないようにしてください。触れなければ近くで見ることはできるということなので、思う存分味わうことができるのです。

剥製の距離が近い!

どの剥製も素晴らしく、生き生きと生きている時の様子を伝えてくれるのです、ヒグマの大きさも、小動物の可愛さも、鳥達のかっこよさも、余すことなく味わうことができます。半日くらい見ていたい。

これとか、

これとか、

これとか、

かわいすぎる!

海獣の剥製上から見るか横から見るか
その中でも普段なかなか生きている姿を見ることが出来ない、海獣類は見れば見るほど可愛いです。だんだん自分の中で可愛いがゲシュタルト崩壊して、可愛いってなんだっけとなってくるほどです。

海獣類の魅力が存分に味わえます!

そんな可愛い海獣類、色々な角度で見て可愛さを堪能していただきたいのですが、私のおすすめをご紹介したいと思います。それはズバリ、顔の正面から見る、です。

答えは正面から見る!

ぽってりとした体や、ぱたぱたと動くと誰もがきゅん死にする前足等、見るべき所は多いのですが、とりあえずそれは置いておいて、正面から見てください。

ほら! かわいい!

ほらほら!

みんな、

かわいすぎでしょ!

海獣の中でも、特にアザラシなどの「鰭脚(ききゃく)類」と呼ばれる動物達が、正面から見ると可愛いようです。よくイヌに似ていると言われることが多いこの種ですが、確かに似ている気がします。このきゅるるんとした目がたまりません。もしこの海獣が私の孫なら、何でも買って与えちゃいそうです。

きゅるるん

何でも欲しいもの買い与えちゃいそう!

顔が丸いからか、他の動物の正面顔もかわいいけど、特別可愛く見えます。これも剥製との距離が近いこの博物館だからこそ。それぞれの好きな角度を見つけるのも楽しいかもしれません。

他の、

動物達も、

かわいいけど、

やっぱり海獣が可愛い!

えもいわれぬ、

可愛さ

あるよね!

夢中で

写真撮っちゃいます!

網走よいとこ一度はおいで
皆さんにも剥製を楽しむ際のコツがおわかりいただけたと思います。剥製を好きな角度で見ることができる、網走市立郷土博物館だけではなく、網走市内には素敵な博物館や資料館がたくさんあります。網走に来た際はぜひ訪れて見てください。

ラッコもいるよ!

網走市観光協会→WEBサイト

最後はこの曲でお別れです
「みんな海の生き物だった」
詩・曲 おかミルク六郷土手
編曲  山田哲郎

オカアサンが言った
昔はみんな海の中にいて
海で生活していたと

オトウサンが言った
海の中で暮らすには
海は狭くなってしまったと

みんな海と陸にわかれ
それぞれの生活になり
離ればなれになってしまった

だけど、みんな、そう
もともとは
みんな海の生き物だった

アザラシも、アジも、イヌも
ラッコも、ネコも、あの子も

青くて深い海に抱かれた
みんな海という母の子どもなんだ

オネエサンは言った
みんなと泡で遊んでいた
海の時代は良かったと

オニイサンは言った
あの頃は空に憧れた
白い雲に 星達に

生き物は海と空と大地にわかれ
それぞれの歩みをすすめた
どこにいても同じ歩幅で

だけど、みんな、そう
もともとは
みんな海の生き物だった

アザラシも、アジも、イヌも
ラッコも、ネコも、あの子も

同じ星の中で生きる
僕たちは地球の子ども

同じ星に生きる

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