パンケーキの専門店に長蛇の列が出来るなど、2014年はまさにパンケーキイヤーでした。でもやっぱり私達はドーナッツが好きだ!ということで、再びドーナッツイヤー2015が生まれる事を期待して、ドーナッツが輝ける舞台を小菅村の間伐材を使って作成する事にしました。この度、試行錯誤の結果ドーナッツホルダーを作成する事に成功しました!
まずはドーナッツの調査から
ドーナッツホルダー作りはまだ暑さの真っ盛り7月にスタートしました。暑い日はドーナッツに限るということで、なにはともあれ、ドーナッツの形状を調査しにいこうと女子学生を連れて大学の最寄り駅にあるドーナッツ屋さんへGo!
みんなが楽しそうに食べている中、1人黙々と調査開始です。直径や穴の大きさ、トッピング、厚み、おいしさなど様々な項目を「私何やってるんだろう・・・」とお腹をならしながら調査します。
この調査により同じお店のドーナッツでも直径や穴の大きさはドーナッツによって違うという当たり前の事実に気づくのです。だいたいの平均値のドーナッツを作れば良いか。というなかばいい加減な気持ちがわいてきました。
木材を調達しに小菅村へ
面積の90%が森林に囲まれている小菅村はまさにドーナッツホルダー用の木材を調達するのにぴったりなフォレストワンダーランドです。
ちょうど小菅村のNPO職員である鈴木君が毎年開催している「木は切るだけにあらずツアー」で間伐体験が出来るという事で参加させていただく事にしました。適度な密度の森にするために木を切る作業を間伐といいますが、良く手入れされている森林は本当にきれいでさわやかな気持ちになれます。
基本的に山は所有者さんがいますので、勝手に動植物を持ち帰っては行けません。私も許可をいただき、端材をゲットしました。お風呂の浴槽で有名な「ヒノキ」と花粉でおなじみの「スギ」の2つをいただき、新聞紙に包んでしばらく乾燥させます。
ついにドーナッツホルダーの完成!
持ち帰り乾燥させた木を削り出します。穴の大きさを考慮して慎重に削っていくといよいよドーナッツホルダーで一番重要な、ホルダー棒が完成です。
今回はどうしても良い材が手に入らなかったのでお皿部分はお店で買って来たもので代用しました。次回は小菅村の木で作ります。
ドーナッツホルダーの正しい使用方法
皆さんははじめてこのドーナッツホルダーに出会ったと思いますので、正しい使い方をご説明しようと思います。
せっかくなので農大のおしゃれスポット講義棟6階のオープンスペースでお茶する事に。
このドーナッツホルダーの一番大きな特徴、それはドーナッツを色々な角度から楽しめるという事です。今まで上から見る事が多かったであろうドーナッツを下からも鑑賞できます。
みんなでドーナッツパーリー!
二人でも十分楽しかったのですが、やはり大勢で楽しむのがドーナッツホルダーの正しい使い方だろうという事で、急遽学生に集合をかけてきてもらいました。
みんな色とりどりのドーナッツに夢中です。ドーナッツワンダーランドです。
ドーナッツホルダーでゲームを考える
わいわいとティータイムを楽しむのにぴったりなドーナッツホルダー。良い物が出来ました。もっとみんなで盛り上がろうとゲームも考えてみました。
使用するのは市販されているミニドーナッツです。これはホルダー棒ぴったりの穴のサイズなので、途中でとまります。
早速ゲームしてみます。
同じドーナッツを選んだ人は相性ばっちり!二人でドーナッツを半分こして食べることができます。
「これは盛り上がる!」「これは合コンにいいですね!」と盛り上がっていた私達ですが、誰一人合コンに行った事がないので本当に盛り上がるのかどうかはわかりません。貸し出しますので誰か合コンで試してみてください。