源流大学のメインフィールドは山梨県の『小菅村』奥多摩の奥です。奥多摩までは行ったことあるけど。という人も多いのではないかと思います。自然豊かな源流の村で、コンビニはないしバスも一日数本ですが、それ以上に美味しいものや優しい人や色々な魅力があります。
小菅村の良さを下流域の人にも伝えたい!
2014年度源流大学では新たな取組みとして、下流域である東京でもっと小菅村を宣伝しよう!と学生達と1年間小菅村の魅力を伝える商品やサービスを考える『Resources Projects』という授業を行いました。
講師には様々な活動やイベントを仕掛けてきたトータルフードプロデューサーの平井 巧さんとクリエイティブディレクター・ブランドマネージャーの長田敏希さんを迎え、「ブランディングとは」、「どのような商品が心を打つか」などを丁寧に教えていただきました。
スペシャルゲストも
今をときめくデザイナーやコピーライターの方々も応援にかけつけてくださり、授業を行っていただいたり、学生達との話し合いに参加していただいたりしました。学生達にとってもとても大いに刺激となり、勉強になったようです。
小菅村に行って魅力を探る
基本的には世田谷キャンパスでの月1−2回ほどの座学が中心のこの授業ですが、春には全員で小菅村に行き、3チームに分かれて売り出したいものが何かを夜中まで話し合う等1泊2日頭から湯気が出る程小菅村のことを考えました。
3つの商品・サービスができました
連日のがんばりもあり、3つのチームがそれぞれ素敵な商品やサービスを作りました。どのチームもデザイナー、コピーライターの方が入り商品がどんどん形になっていきました。ちょっとだけご紹介致します。
小菅村のすげー祭り!『コスゲー祭り!』
小菅村の魅力をどんどん祭りにしちゃおう!というこのイベント。こんにゃくや鹿革などマニアックな祭りが続きます。
遊びと食となんでもありのすげー!祭り。それがコスゲー祭りです。
第1弾は「こんにゃく祭り」で村に新しくできる道の駅の3月29日オープニングイベントとして行われます!詳しくはこちら。
小菅のうまいもん詰まってます『ヤマメになりたかったたい焼き』
小菅村のうまいもんをお腹にたくさん詰め込んだたい焼きができました。美味しいだけではなく、パッケージには村の情報も載っています。
いつの日かヤマメになれる日が来るのか。そこも楽しみにしてください。
世界初の野菜を運用する銀行『日本じゃがいも銀行』
小菅村には美味しい在来種のじゃがいも「富士種」などがあるのですが、その在来種保存と農地整備、農業体験が一気に出来ちゃうオーナー制のサービスができました。1年間を通してジャガイモを育て、学び、運用できます。
来年春からモニターの方で体験できますので、ぜひモニターにご応募下さい。
11月22日に青山での発表会
これらのチームがぜひ都会の人に魅力を伝えたい!ということで、青山で発表することに。おしゃれの代表格『青山』での発表で、少し緊張しましたが、もともと農大は青山にキャンパスがあったんだ!と謎の自信を得て発表を行いました。当日は多くの方にきていただき、叱咤激励をいただき、学生達はとってもうれしかったようです。これを機にさらに学生達のやる気に火がついたように感じます。
12月6日村でも発表しました
その後、村の皆さんにも発表をし、様々なご意見をいただきました。皆さん真剣にアドバイスをしてくださり、よりよい商品・サービスになるのではないかと思います。
この授業は少し形が変わりますが、来年もありますので引き続き応援お願いします。
商品化、サービス化にむけてはまだまだ課題は山積みですが、これからもがんばっていきますので応援よろしくお願いいたします!
Special Thanks!
スペシャルゲスト
坪井浩尚氏(デザイナー)、中島 明氏(つなぐ専門家)
アートディレクター・デザイナー
小杉幸一氏、酒井博子氏、関 翔吾氏
コピーライター・クリエイティブディレクター
代田ケンイチロウ氏、竹迫千晶氏、安田健一氏
カメラマン
北川礼生氏、眞野 敦氏、地主恵亮氏
ご協力いただいた全ての皆様、そして、いつも応援してくださる小菅村村民の皆様