「海老で鯛を釣る」ということわざがあります。小さな投資で大きな利益を得るという意味ですが、本当に海老で鯛を釣ることができます。
では、逆に「鯛で海老を釣る」ことはできないのでしょうか。意味的には、「大きな投資で小さな利益を得る」となりそうですし、もっと言えば、「損する」ことになりそうですが、やってみたい。
ということで、鯛で海老が釣れるのか試してみようと思います。
釣りに行こう!
梅雨に入り、天気が不安定な6月27日の金曜日、平日から釣りをするために源流大学の男が4人集まりました。
釣りに行く? 平日から? 魚を? いえいえ、こと源流大学に関してはそんな常識は通用しません! 今回、僕たちが狙いに行くのはテナガエビです。(平日から)
今回の釣り場は、大田区の六郷土手です。多摩川の下流に位置し、上流とは雰囲気が全然違います。
そして今回ここへ来たのはテナガエビを釣るため。しかし、ただ釣りに来た訳ではありません。こいつで釣るためです!
そう、鯛だ。ここからが今回のキモ、鯛でエビは釣れるのか。
皆さんは『エビで鯛を釣る』ということわざを聞いた事があるだろう。早い話今回はその逆だ。どうです? 面白くなってきたでしょう?
それでは、元気よくいってみましょう!
釣ってみよう!
仕掛けは簡単、竿に糸と重り、そして針を付けて餌に鯛を使うだけ。(シンプルイズベスト!)
後は待ちます。待ちます。ひたすら待ちます。
結果は!?
なんと釣れました! 簡単!
この後も続けましたが、暗くなってくると赤虫などの本来の餌よりも、鯛の方が食いつきが良かったです。
番外編
この番外編ではビンドウを使ったエビ取りに挑戦したいと思います。
この中に餌としてガーリックツナとアンチョビを入れます。
結果は、1匹しか捕まえられませんでした。
今度はビンドウを改良して大漁を狙いたいです!!
食べてみよう!!
釣ったテナガエビはどうするのか? もちろん食べるに決まってる!
せっかく沢山釣れたので様々な調理方法で食べてみたいと思います。
1)揚げる
やっぱりテナガエビといえば素揚げでしょう。というわけで、水から出したテナガエビをそのまま油へドーーーン!
※危険なので真似しないで下さい
しっかりと火が通るまで揚げたらお皿に入れて塩を少々、出来上がり!
味の方は…ウマ――――イ! 揚げるとすごく美味しい。パリパリしていて、油で揚げているので泥臭さも無くていい感じです。
テナガエビはまだまだあります。どんどんいきましょう!
2)焼く
次は焼いて食べてみたいと思います。理想はこんな感じ?
こんな風にシンプルに焼いていきます。
こちらも火が通ったらお皿に乗せて出来上がり!
味の方は…これも美味い! こちらも臭みが少なく殻もパリパリしていてとても美味しいです。理想との違いは気にしない! 美味しい物の前にそんなのもは必要ないからだ!
3)茹でる
一般的にエビを食べる時は皆さんどうしますか? そう、茹でますよね! というわけで次は茹でてみたいと思います。
前の2つが美味しかったので期待してしまいますね。さて、味の方は…くっせぇぇぇぇ!
塩ゆでだと臭みが抜けないので、かなりきついです。どれ位きついかは皆さん自分で試して下さい!
後で気が付いたのですが、泥抜きをしておけば良かったです…
4)応用編
主な調理法はもう試してしまったので、次は少しひねって餡かけにしたいと思います。
ズバリ! 最後の料理は餡かけチャーハンです。ここからは今までとは違いちゃんとした料理? になります。
1:揚げたテナガエビをフライパンに移します
2:そこへ水溶き片栗粉を入れます
3:醤油、塩、味の素といった調味料を適量入れます
これで、餡は出来上がりです。簡単だな!
ここで、家で準備してきたチャーハンをセットします。
そこへ、さっきの餡をかけて出来上がりです。さっそく食べてみます。
うーまーいーぞーー! これは美味しい。本当に美味しい。チャーハンの具は卵だけだったのですが、エビが入っただけですごく豪華になりました。皆さんもぜひテナガエビを釣りに行った時は試してみてください!
まとめ
鯛でエビは…釣れる
テナガエビは揚げるのが一番
記事制作:東佑輔(学生)、市川祐太(学生)、磯山健太郎(学生)
協力:石坂真悟(大人)