今年度のコラム(地主、教職員を除く)を対象に、このWebサイトを監修しているフリーライター地主恵亮さんが独断と偏見で選ぶ地主賞が決定しました。今年度から地域を面白く発信しよう!とWebサイトをリニューアルし、その一年目にふさわしい面白いコラムが多く集まり選考は迷いに迷いました。
「全部に賞あげちゃいませんか?」という提案もあったのですが、やはり大賞はひとつということで無事に決まった大賞作品をぜひ皆さんももう一度チェックしてください!
まずは対象作品をもう一度チェック!
選考に関して地主先生から各コラムへコメントをいただいておりますので、まずはそちらを見てみましょう!
スマホだけでは学べないホンモノ体験
講評
都会で死んだ目をしていた小林君がついに文章を書けるまでに、賢くなりましたね。村であいうえおを習ったのでしょうか。あんなに濁っていた目が村で輝き出しましたね。
故郷を知る喜び、それを文章から瑞々しく感じることが出来ました。
絶対に滑らない最強「足袋×わらじ」
講評
自分で草鞋を作り、本当に川にはいるっていう行動力がすごいですね。ねっ、でそれを知らない人にきちんと伝えるロジックができていて、かつ、普通に文章がうまいので僕の仕事をとらないように気をつけてください。若い芽は摘んでいこうと思います。
鯛で海老を釣る
講評
写真に日付をいれる衝撃!それ以上でも以下でもない!この衝撃にかなうものがない!誰もが知っている題材をおもしろおかしく記事に出来て企画が素晴らしい。ふるふる。あと、写真に日付をいれる衝撃!すごいです。
農大生が本気で「流しそうめん」を作る
講評
まずタイトルを勝手に変えてごめんなさい、作り方よりもその日のライターの心理状況や行動がわかり、ネットにあふれる情報ではなく、エッセイ的な情緒あふれる一日を読むことが出来て、おもしろかったね、面白かったです。とぅふ。ふふふふ。
人はワサビで歯を磨けるのか
講評
ビレッジバンガードがこのあと本当にワサビの歯磨き粉を出していました。つまりあずまきゅんの先見の明の企画力が証明されましたね。
記事も面白く、食べ物を使っているのに、食べ物を雑に扱うのではなく丁寧に扱いつつも面白い記事だったと思います。これほんと文章も構成もうまかったです。若い芽は摘んでいこうと思います。
眠れない夜は羊を食べよう
講評
企画は良かったですね。その、羊に対する愛情を感じました。普通なら羊を数えてかわいいねで終わる記事なのに、最後食べるところがよかったです。我々の運命は星が決めるのではない。我々自身の想いが決めるのだ。そうシェークスピアはいいましたが、我々の夕食はこの記事で決まりました。牛肉です。
現代でも「わらしべ長者」が通用するか実験する
講評
企画がいいですね。これを本当にやるって言うのが村と著者とのつながりというか愛を感じます。自分の進む道を知っているものに世界は道を譲ってくれるとデイビッド・スター・ジョーダンは言っています。まあ、それはそうとして企画だけをやるのではなく、バス間違ったみたいな、リアルな話しをするので、他では読めないオリジナリティーあふれる一本になっていると思います、とデイビット・スター・ジョーダンは言っていると思います。ところで、デイビッド、誰だこいつ。
大賞は・・・
大賞は柴崎君が書いた『現代でも「わらしべ長者」は通用するのか』に決定致しました!おめでとうございます。柴崎君には賞状と地主さんが自腹で用意した副賞が贈られます!おめでとうございます。
受賞理由は「企画力と行動力、また村のあたたかさが分かり、とてもパナっかったです!パナかったです!パナかったです! 村の小菅村は山の中にある村なので、ぜひマグロを届けてください! そのための道具を贈ります!」とのことです。
どの記事も面白くて、また来年に期待します。OBOGになっても書けますしね。
皆様もぜひご応募下さい。
応募方法はこちらの記事を参考にしてください。→地主賞の応募方法
卒業おめでとうございます!