ワイルドな夢を叶える! 釣った川魚をその場で焼いて食べる

コラム
アメマスです!!!

夢というものがある。小学生の頃などに将来の夢を作文にしたりした。ただ大人になっても夢は尽きないもので、次から次に夢が生まれる。あれをやってみたい、これをやってみたい、と。

そんな夢を叶えたいと思う。私の夢とは「自分で釣った魚を串に刺して焼いて食べる」というもの。ワイルドな感じがして、一度やってみたかったのだ。ただ私は釣りが下手なので、絶対に釣れる場所で叶えたいと思う。

夢は叶えるもの
お花屋さんになりたい、ケーキ屋さんを開きたいなど、様々な夢がある。誰だって夢の一つや二つあるだろう。私にもある。そう、お金持ちになる、だ。毎日酒池肉林のパーティーを開きたい。それが私の夢だ。

でも、叶いそうにありません

ただその夢はどうにも叶いそうにない。非常に残念だけど叶わない気配が、運転が困難になる霧くらいに立ち込めている。では、次の夢は何か、と考えると「自分で釣った渓流魚を串に刺して焼いて食べる」だ。以前からこれをやってみたかった。

ワイルドでいいよね!

酒池肉林のパーティーに比べれば叶いそうだ。ただ私は釣りが下手だ。今年の3月に弟と渓流釣りに出かけ、素晴らしく0という釣果に終わった(その時の記事はこちら)。完璧なる0だった。釣れる気配も感じないほどの完璧な0だ。

そこで考えました!!!

場所が問題なのだ。日本は狭いが広い。どこかに誰でも釣れちゃうフィールドがあるはずなのだ。それが北海道。北海道は特に広い。簡単に釣れるはずなのだ。ということで、北海道の女満別空港に行くことにした。全ては「夢」のためだ。

女満別にやってきました!!!

俺は釣る
北海道は渓流釣りのメッカだ、きっと。釣れる気がする。広いし自然は豊かだし、なんか釣れる気がするのだ。また本州ではあまり見ることのできない魚も釣れると聞く。川魚は海に比べれば、食べなれないので味のレポートなどをしたいという算段だ。

セイコーマートや、

ホームセンターでいろいろ買って、

津別川にやってきました!

釣れるポイントを知っているわけではないので、車を停めることのできる適当な場所で釣りをすることにした。でも、釣れるだろう。それが北海道マジック。釣れすぎて困ることになる、という未来がグラウンドのナイターの照明くらい明るく見える。

あ、

本当に釣れた!

びっくりだ。こういう時はだいたい釣れないのがいつものパターンのはず。自分でもそう思っていた。釣れる、釣れるとマラカスくらい振って、釣れないパターン。なのに釣れた。しかも本州ではあまり見ない「アメマス」だ。

きれいですね!

この調子で釣りまくろうではないか。釣りの天才がいま目覚めたのだ。どの釣り雑誌や釣り番組を見ても私は出ていない。ただこれから出るだろう。それはなぜか? そう、いま釣りの天才が誕生したのだ。今回はめちゃくちゃ釣れると振っても問題ないだろう。

その後、

全然釣れませんでした

焼いて食べる
今まで通りになった。その後は全く釣れなかった。とはいえ、この日は時間がなくて30分くらいしか釣りをしてない。嘘つきました。1時間半くらいしました。でも、いいじゃない。1匹は釣れたのだから。焼こうではないか。

アメマスの、

内臓と血合いを削って、

串を刺して、

塩を振れば、

完成!

串は目から刺して、背骨に沿って刺していく。串先を出さないのがポイントだ、こげるから。そして、塩はヒレや尾びれに多く振っておくのも大切だ。焦げてしまうので、多めに塩を振って、それを防止する。いま知ったようなことを書いているけど、以前教えてもらった。

焼きます!!!

楽しいな!!!

楽しいな!!!!!!

ちなみに魚を焼いているのは「津別21世紀の森キャンプ場」。人がいないタイミングだったのか、なんか貸切みたいになっていた。魚も1匹しか釣れていないのでちょうどいい。管理人のおじさんが「1匹?」と驚いていた。大きなコンロを使うのはもったいないからとおじさんがバーベキューコンロを貸してくれた。

完成!!!

美味い!!!

めちゃくちゃ美味しい。アメマスは水っぽいとも言われているがそんなことはない。本当は食べ比べたいけど、1匹しか釣れてないから。でも、美味しいのだ。これが私の求めていたワイルドだ。炭で焼く魚の美味しさを再確認した。

美味しいよ!

次の日のリベンジ
北海道まで来て1匹では、夢が叶ったとは言えない。いや、叶ってはいるけれど、火の回り360度全てを串に刺さった魚にしたい。魚、魚、魚、魚、魚、魚、ソーセージ、魚、魚、魚とかにしたいのだ。

ということで、次の日も!

次の日も釣りに出かけた。夢を叶えるため。よく釣りのブログとかだと釣り場を書かなかったりする。この記事でも書かない。それは適当に釣りを始めたので、今となってはどこかわからないからだ。二度と行けないと思う。

釣るぞ!!!

前日は1時間半で1匹釣っているので、3時間で2匹となる。つまり24時間釣りをすれば、たくさん釣れるということだ。もちろんそんな時間はないけれど、たぶん釣れるだろう。なぜなら、ここは北海道。ちなみに今回は網走川だ。

ほら、

釣れた!

アメマスです!!!

やっぱり釣れるのだ、さすが北海道。2時間半粘って釣れた。たぶんもっとバンバン釣れるんだと思う。そこは腕の問題だ。でも、3月に東京で釣りをして0匹だった人間が数時間で釣れているので、やっぱり北海道はパラダイスなのだ。

若干落ち込んでいるけどね!

リベンジ食べ
釣れた魚を持って、また「津別21世紀の森キャンプ場」に向かった。ここではコンロ500円と使用料一人当たり150円を払えば、魚が焼き放題なのだ。魚を釣っていればだけど。ということで、とりあえず、串に刺していく。

魚はこんな感じ!

あれ、魚が増えた? と思ったかもしれない。大丈夫、幻覚ではない。増えている。別の釣り人が釣れたのをくれた。アメマスに混じり、ニジマスもいる。ちなみにこの後、さらにもう一匹ニジマスをもらう。私は1匹しか釣ってないけど。

内臓やエラを取って、

串さして、塩振って、

着火剤や豆炭を使い、

盛大に炭を準備して、

焼く!!!

慣れたものである。だって2日連続だから。今回はアメマスとニジマスがあるので食べ比べをすることもできる。私が釣ったわけではないけど。アメマスとニジマスで味は違うのだろうか。ちなみに背中から焼き始めるといいらしい。

ニジマスとアメマス

食べ比べます!!!

びっくりした。アメマスとニジマス、驚くほど同じ味だった。魚だな、という味。知らなかった。アメマスはニジマスであり、ニジマスはアメマスでもあるのだ、味的には。私の舌があまり機能していないだけの気もするけど。

どちらも美味しいです!

これで夢が叶った、と言ってもいいかもしれない。いや、俺、2日間で2匹しか釣ってないけど。2日で2匹か、、、。少ないな。なんかすごい満足して北海道から帰ってきたけど、少ないな。めちゃくちゃ少なくない? サバイバルだったら腹ペコだよ、2日で2匹しか食べられなかったら。

ソーセージやトウモロコシも美味しかったけど!

俺たちの戦いはこれからだ
ものすごい満足して帰ってきたのだけれど、冷静に考えると全然釣れてない気がしてきた。リベンジのリベンジが必要だ。次は海で釣った魚に串を刺して焼いて食べようと思う。夢は尽きないのだ。そう、俺たちの戦いはこれからだ!!!

火ってカッコいいよね!

津別キャンプ場 
https://www.town.tsubetsu.hokkaido.jp/06kanko/20annnai/2007-1029-0921-2.html

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