街コンというものがある。どこかの街で行われる大勢が参加する出会いがあるイベントだ。そんな街コンで、参加資格が「年齢＝彼女いない暦の男性」というものが開催された。人生で一度でも彼女がいた人は参加できない街コンだ。
その街コンで、多摩川源流大学の宣伝をしてください、と街コンジャパンを運営しているリンクバルさんからオファーがきた。青山で行われるので、村とは特に関係ないが、そこで誕生したカップルが村に行きたがるかもしれない。ぜひ宣伝してみようと思う。
年齢＝彼女いない暦
年齢＝彼女いない暦の男性と、我々がメインのフィールドにしている山梨県小菅村には、共通点が存在する。多くの男性が、「年齢＝彼女いない暦＝清らか」なのだ。小菅村も源流の里と呼ばれており大変清らか。奥多摩の奥の奥にあるため、まだまだ知られていないので行く人も少ないのだ。
ということで、そんな街コンにやってきました！
この街コンは村という言葉を世界一聞かないであろう、東京のオシャレな街「青山」で行われる。ただ多くのカップルはもうオシャレに飽きていると思うのだ。新たなデートを求めている。そこで村なのだ。小菅村なのだ。
宣伝します！
よく考えるとここにいる男性はデートをしたことがないわけだから、いきなり村でのデートをススメられても困るかもしれないが、小菅村には女性を落とす素晴らしき場所なのだ。そのために、源流大学のチラシを持ってここにやってきたのだ。
源流大学のチラシ（裏）
清純は人気あり！
大学のサイトなので、年齢＝彼女いない暦の男性を、漢字二文字の経験がないことを指すあの言葉は使えないので、「清純」というのを使いたいと思う。この街コンには25名の清純男性が集まっている。女性は清純でなくていい。清純を狩る、それが今回参加の女性だ。
会場（ぼかしがかかっていますが、いやらしいわけではありません）
参加者の女性に話を聞いた。「なぜ清純な人ばかりの街コンに来たんですか？」と。「なんか穢れてないから」と言っていた。清純狙いの女性は多いようだ。ちなみに今回の街コンでは「Rumor（ルーマー：詳しくはコチラ）」というアプリを使用する。
匿名で投稿できるアプリです！
匿名で投稿できるアプリ。清純はどう？ などの質問をして、そこにコメントをつける。匿名なので、本当の気持ちを知ることができるわけだ。これはこのような街コンでは有効なアイテムだ。結果、会場は盛り上がっていた。
そして、応援します！
小菅村で落とせます！
今回はこのような街コンというか清純コンで、源流大学を宣伝する。もしこの場で気になる人ができたら、デートで小菅村にくればいいというプレゼンをした。
渾身のプレゼンをしました！
小菅村は山の中にある村なので、斜面が多い。これが男性が女性を落とすポイントなのだ。清純な男性でも、斜面が多い小菅村ならば、女性を落とすことができるのだ。
小菅村にデートできたら
落とせる！
斜面だから背中を押したら、簡単に落ちるのだ。これなら清純でも、清純じゃなくても、簡単に女性を落とせる。斜面は落ちやすいのだ。そのような渾身のプレゼンをしたら、ややウケだった。こんなプレゼンよりも、早く異性と話したいのだ。
それでも興味を持ってくれる方々もいました！
盛り上がる！
清純な人たちの集まりなので、盛り上がるのだろうか、と思っていたが、アプリ「Rumor」を使うことで、盛り上がりを見せていた。私の横で連絡先を交換していくのは、いいことであり、なんか腑に落ちない感じにもなっていた。
盛り上がる会場
こうして、日本の清純はなくなっていくのだな、と思いつつも、少子化が叫ばれる昨今ではいい傾向なのかもしれない。働き出すと出会いがなくなるので、このような街コンはいいのかもしれない。そう自分に言い聞かせた。
それでも我慢できなくなって、
声をかけたりもしましたが、
ダメだった！
カップルもできたようだった。積極的な人が多いようで、会場に映し出された「Rumor」の画面には、隣の女性がかわいい、とか、隣の男性がカッコいいとか、隣の芝生が青い状態のつぶやきが映し出されていた。匿名だから誰のことか分からないので、もしかして俺？ となって盛り上がるのだ。
街コンとして最高のつぶやき！
会場の盛り上がりがピークになったころ、「多摩川源流大学に参加してみたくなった？」と「Rumor」に投稿した。いい投稿だ。「今度一緒に行ってみませんか？」と誘いやすいはずだ。自分で自分のことを神様だと思った。
神様
街コンと源流大学へ！
ここでこの原稿は終わる。なぜなら、私の「源流大学に、、、」という投稿は見事にスルーされた。みんな連絡先を交換して、楽しそうに二次会に向かった。この時点で清純が穢れたと思う。ここで言う清純ではない、キチンとした清純が源流大学にあるのだ。清純の宝庫、多摩川源流大学へおこしやす！
ルーマー面白いね！村でも使いたい！
