謹賀新年! 鶴で亀を食べて2024年の目標を書初めする

コラム

元旦というものがある。本日です。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。2024年も多くの方々にお仕事をいただき、素晴らしき一年にしたいと思っております。どうか、どうか、どうか、どうか、どうか、どうか、どうか、よろしくお願いいたします。

では、2024年を素晴らしき一年にするために何をしなければいけないのか。一年の計は元旦にありと言う。つまり2024年の目標を書初めしなければならないのだ。しかも鶴で亀を食べてから。これで素晴らしき2024年になるのだ。

書いた人
地主恵亮

1985年、福岡県生まれ。いつもオレンジ色の服を着ている。著書に『妄想彼女』(鉄人社)、『ひとりぼっちを全力で楽しむ』(すばる舎)がある。お仕事ください! ご連絡は「jinushikeisuke@gmail.com」までお願いします。

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鶴を目指して

鶴は千年亀は万年、という言葉がある。長寿でめでたいことだ。お正月を彩るものたち、たとえば正月飾りとか、お正月用のお酒のパッケージとか、そのようなものには鶴や亀が使われていることが多い。鶴と亀は縁起がいいのだ。

あけましておめでとうございます、この記事を書いている地主です!

元旦である。そのような縁起のよいものを取り入れた一日を送るべきではないだろうか。そこで私は鶴を目指した。鶴で亀を食べるのだ。縁起の塊だ。だって鶴で亀を食べるのだから、合わせたら11000年だ。

鶴を目指しています!

移動しながら自分の2023年を思い出してみた。新しく買ったカメラが初期不良だった。知り合いの家にお呼ばれしてポン酢で鍋を食べていたら、そのポン酢の賞味期限が3カ月も過ぎていた。河川敷で可愛らしい犬にめちゃくちゃ吠えられた。そんな2023年だった。

鶴を目指します!

2024年はそのようなことがない一年にしたい。賞味期限内のポン酢を食べたいのだ。そのために必要なのは鶴で亀を食べて2024年の目標を書初めすることなのだ。一年の計は元旦にありなのだ。さすれば2024年は輝き出すのだ。

真鶴駅に到着しました!!!

鶴で亀を食べる

神奈川県にある真鶴町にやってきた。鶴の地名の付く町なのだ。地形が羽を広げた鶴の形に似ていることから名付けられた。箱根火山の南東麓に位置する。小松石採掘で有名で、その石は小田原築城や江戸城修築に用いられた。そして港町でもある。

いい地名ですな!

ただの鶴ではないのだ。「真鶴」なのだ。「真」なのだ。鶴なのかな? 鶴じゃないのかな? と思ったとする。でもこの街は「真鶴」なのだ。「まこと」に鶴なのだ。嘘偽りなく鶴なのだ。だって「真鶴」なのだから。元旦に相応しい鶴と言える。1000年ゲットだぜ。

そこで亀を食べます!
亀ゼリーですよ!

亀は亀ゼリーを用意した。ネットで買った。漢字だらけでなんて書いてあるのかわからないけれど、日本語のシールも貼ってあり、そこには「亀ゼリー」と書かれている。亀なのだ。書いてあるから亀なのだ。元旦に相応しい亀と言える。10000年ゲットだぜ。

縁起の塊! 合計11000年!
真鶴港へ歩く

せっかくなので亀ゼリーを真鶴港で食べようと、駅から歩いた。海もまた素晴らしき場所だ。お正月によく流れる曲と言えば「春の海」。海もまた縁起がいいのだ。鶴に亀に海ともうビンゴと叫びたい。

真鶴港に来ました!

真鶴港には漁船が停泊していた。近くには干物を売るお店もあった。この辺りは干物が有名なのだ。もちろんそれは食べない、今回は。私が食べるのはネットで買った亀ゼリーなのだ。干物? ノンノンノン、イエス・亀ゼリーなのだ。

亀ゼリーを開ける!
中はこんな感じです!

亀ゼリーは黒かった。コーヒーゼリーに見た目は近いかもしれない。食べてみるとめちゃくちゃ甘かった。亀味ではない。いや、私は亀味を知らないけれど、甘くてとても亀とは思えなかった。どこまでも甘く私の2024年を甘くしてくれそうだった。そんな味だ。甘い2024年、素敵だ。

甘い!

ゼリーと考えると甘くてもいいかもしれない。とりあえず私は鶴で亀を食べたのだ。縁起の塊だ。初詣にお出かけの際はぜひ私を思い浮かべて欲しい。あるいは私に手を合わせて欲しい。だって鶴で亀を食べて縁起の塊になったから。縁起と検索したらサジェストで地主と出るほどに縁起の塊なのだ。

元気と縁起11000倍!

もっと海を目指そう

鶴で亀ゼリーを食べることで元気と縁起が11000倍になった。あとは2024年の目標を書初めするだけだ。せっかくなのでもっと海を目指すことにした。真鶴港は湾のようになっているので、もっと海がいいのだ、書初めには、たぶん。

山道を歩く、、、

さっきまで元気と縁起が11000倍と言っていたけれど、山道に入ると道が険しくて、あと寒くて元気があまりなかった。地主は舗装路を好むのだ。インターロッキングブロックがいいのだ。動く歩道でもいい。そんなことを考えていたら、やがて海が見えた。

海だ!

三ツ石海岸だ。約15万年前に噴出した溶岩を見ることができる。広く青が美しい海。階段を降りて海に行く。降りながら思った。これ降りるということは登るんだよな、と。全ては一年の計は元旦にありのため。書初めのためなのだ。

ということで海に来ました!

書初めをする

海に来た。元旦なので法被に着替えた。法被の方が元旦のめでたい雰囲気が出るかと思って着替えたのだ。ただ季節は冬であり、日差しがあったとて寒いことは忘れてはならない。しかし全ては一年の計は元旦にありであり、書初めのためだ。

しっかり寒いよ!
亀ゼリーも置いて、
墨を磨る!

2024年について考える。どんな一年にするのか、そのようなことを考えれば自ずと目標が現れる。それを半紙に記せばいいのだ。2024年、まだ始まったばかりだ。真っ白であり、そこには道がない。その道を目標によって作り出すのだ。

結局墨汁を使ったけども!

墨を磨るのは時間がかかって寒いので墨汁を使った。元旦だから寒くないとかない。寒いのだ。だいたい11月から4月まではずっと寒い。この期間中に暖かいですね、とか言う人がいるけれど違う。寒い。私はずっと寒いと思っている。

いよいよ書きます!
2024年の目標を!

2024年は仕事がたくさん欲しい。私はフリーランスなので、仕事がなければ生きてはいけない。企画、執筆、映像、写真、デザインなどを生業にしている。それらが2024年もたくさんあることを願う。すると自ずと目標が浮かび、半紙に置いた筆が自然と走った。

トゥルーラヴ

2024年の目標は「トゥルーラヴ」だ。さっき仕事がどうのと書いたけれど、違うのだ。「トゥルーラヴ」なのだ。「ラブ」ではない、「ラヴ」なのだ。しかも、「トゥルー」なのだ。ただの「ラヴ」ではないのだ。「トゥルー」なのだ。「トゥルーラヴ」なのだ。

トゥルーラヴ!

2024年の目標が決まった。トゥルーラヴだ。曇りなき半紙に黒き文字で「トゥルーラヴ」と記されている。これが書初めなのだ。トゥルーラヴなのだ。2024年はトゥルーラヴなのだ。トゥルーラヴの年なのだ。さぁ、まだ真っ白な2024年にトゥルーラヴを探しに行こう。

ちなみに法被の帯は養生テープです!

今年もよろしくお願いします!

ということで、鶴で亀を食べ縁起の塊となり、2024年の目標を書初めした。トゥルーラヴだった。素晴らしき書初めになったのではないだろうか。トゥルーラヴなのだ。ラブではない、「ラヴ」だ。「ラヴ」だけではない、「トゥルーラヴ」なのだ。そんな2024年にしたいと思います。

今年もよろしくお願いします!
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