いざ!小菅村へ
さわやかな春の天気の中、4月26-27日に源流大学基礎コースの第1回実習を行いました。
源流大学基礎コースってなに?という方のために説明しますと、源流大学では農大生なら誰でも受けることができる「特別講義源流大学」という授業を担当しています。基礎的な事を学ぶ1年目のコースを「基礎コース」といい、2年目以降のコースを「応用コース」といいます。
さて、その基礎コースの2014年度実習がスタートしました!
ゴールデンウィークの直前という事もあり、集合場所の奥多摩駅にも多くの観光客がいました。
がっ!学生達は緊張のためか静かに山梨県小菅村に出発しました。
源流大学の拠点である白沢校舎に到着後、ガイダンスを行い、本日の実習であるキノコの駒打ちについて学びます。
話を聞いているだけではわからないだろうと、みんなで校舎の横にあるほだ場(きのこの原木をおいておく場所)へ。
ちょうどシイタケが旬でたくさんほだ木から生えていたので、みんなでおやつにするためにその場で収穫しました。肉厚のシイタケを「どんこ!」肉薄のシイタケを「こうしん!」とみんなで言いながら覚えていました。
キノコの駒打ちを体験しよう!
お昼を食べた後、早速キノコの駒打ちを行います。
まずはナラやクヌギ等のほだ木に「シイタケハンマー」というハンマーを使い、種駒をいれるための穴をあけます。これがなかなか大変で、みんな一回では穴をあけられません。
男子は「これでかっこよく穴をあけられればモテる!」と信じて疑わず一生懸命穴をあけていました・・・けど、その横で作業する女子の上達の早さ・・・かっこ良すぎです。
穴をあけたらシイタケとナメコの種駒を打ち込み、指定の場所に運びます。
木は思ったより重いし、穴をあけるのに力はいるしで、学生達もだんだん疲れてきました。
収穫したばかりのシイタケを焼いて食べて、しっかり休憩したら、今まで隠していた電動で穴をあけることができるドリルの登場です。
学生達にドリルを使って穴をあけてもらうと・・・
「これなら早く作業できる!」「早く出してほしかった〜」とみんなで言いながら、どんどん作業が進みます。でも、中には「シイタケハンマーの方がおもしろい!」とがんばっている学生もいました。
家に持って帰って育てたい人は自分たちで小さなほだ木に駒を打って持ち帰る事になりました。上手に育ってみんなの家でもシイタケがたくさん採れると良いな。
これでみんな少しはきのこ達人に近づいたかな???
私からするとまだまだ遠い道のりなので、みんなでさらに修行しましょうね!