人は誰しも自作に憧れる生き物です。自分でなんでも作れることが、一種のステータスであり、喜びでもあるのです。
そこで、自分で作った自作のルアーで釣りをしてみたいと思います。今までそんなに魚が釣れたことのない私ですが、自分で作ったルアーならばきっと釣れると思います。
ルアーで釣る
ルアーとは釣りに使う道具で、小魚やエビのような形をした疑似餌のことです。魚がこれをエサや敵だと勘違いし、アタックしてくるのを釣り上げるのです。様々なお大きさや色、形が販売されており、釣り人は釣る魚によってルアーを使い分けています。
私はもちろん釣り初心者なので、ルアーで釣ったことはありません。でも自分で愛情を注いで作ったルアーならば、その頑張りが魚にも伝わり、きっと釣れると思うのです。
琵琶湖でブラックバスを狙う
琵琶湖では近年ブラックバスやブルーギルなどの外来魚が問題になっているのですが、それら外来種ならば何にでも食いつくのではないかという話を聞いて自作ルアーを試すために琵琶湖にやってきました。
ブラックバスはアメリカ原産で、肉食獰猛な性格、仲間を食べてしまうこともあるそうです。そんなに暴れん坊なら間違えて私の自作ルアーにもアタックしてくるかもしれません。
ルアーを作ってみる
というわけでルアーを作ってみようと思います。といってもルアーがどういうものなのかよくわかっていないので、重要なポイントを確認します。
エサだと思ってもらえるようにできるだけ精巧に魚っぽく作りたいのですが、その技術がさっぱりないので、金に物言わせてそれっぽいものを用意することにしました。
みなさん一度は見たことがあるのではないでしょうか、このタレを入れる小魚型容器。これなら魚の形をしているのでぴったりです。うろこもあるし。
これに穴を開け、丸カンなどをつけて針などをつけられるように改造していきます。うまく泳いでくれる位置や食いつきやすい針の位置を考えていたのですが、不器用を最大限に発揮して、開けやすいところに落ち着きました。
なんとか、それっぽく完成しました。あとはこれを色づけしてキラキラさせれば完成です。ただし、一度色をつけてしまうとカラーリングが変えられないので秘策を用意しておきました。
実際に釣ってみる
早速次の日琵琶湖で自作ルアーを使って釣ってみることにしました。実はその前の日から釣りをしていたのですが、今年はあんまり釣れないんだよね、と釣具屋さんが教えてくれるほどまったく釣れませんでした。
しかし、このオリジナルルアーなら珍しさで釣れるかもしれません。そんな物好きで好奇心旺盛なブラックバスを大募集したいのです。大繁盛しているラーメン屋のアルバイト以上に募集中なのです。
早速釣竿に昨日自作したルアーをつけます。忘れずに秘策の色づけもします。秘策というほどではないのですが、
こうすることで、キラキラした様々な色のルアーを作ることができます。タレ容器であることを最大限に生かしたルアーです。精一杯生きる、そんなことをこのタレ容器に教えられた気がします。よくわからないけど。
タレ容器でバスは釣れるのか、否か
タレ容器からなぜか自分の人生を見つめ直すことはできましたが、バスが釣れるのかはまだわかりません。琵琶湖の釣り人に慣れたブラックバス達と、いざ勝負です。
今まで2本の釣り記事を書いた私ですが、普通に釣ったときも腕が悪いのか釣れる気がせず、今回はより難易度が高いので、投げた瞬間から「これは釣れないな」という感情に襲われました。第六感を使うまでもありません。
実際投げてみると、軽すぎたのかあまり飛びません。少しおもりをつけて再度チャレンジします。すると、普通のルアーくらいには飛ぶようになりました。色も派手な色が水面でゆらゆらと揺れています。
いけるかもしれない。そんな淡い希望がゆらゆらと沸いてきました。真夏の陽炎のように。真夏の陽炎って実際には幻みたいなものなんですけどね。
このあとルアーの色を変えて1時間ほどねばってみましたが、結果は釣れませんでした。まったく釣れないので、琵琶湖にブラックバスはいません!と声高々に宣言しようかと思うほどでした。
きちんとしたルアーで釣りたい
結果、自作のルアーでは全く釣れませんでした。周りの方は、きちんとしたルアーできちんと釣っていたので、きちんとすれば釣れるのです。自作のルアーもきっときちんと作れば釣れるのだと思います。今度はきちんとしたルアーで琵琶湖に挑みたいと思います。
この曲でお別れです
『白い糸』
詩、曲 おかミルク六郷土手
編曲 山田哲郎
鏡に映る僕 鏡に映る君
つなぐ白い糸よ どうか君を連れてきて
僕のもとへ
跳ねる鼓動 手を伸ばせば 届きそうなのに
ゆれる影 追わずに また今日もスルー
草の影 橋の下 波の隙間
君の影探すけど ゆらゆらゆら ゆれるだけ
ふたりがどんなに遠くにいても
僕の影 探してる 大きな君の瞳
鏡に映る僕 鏡に映る君
つなぐ白い糸よ どうか君を連れてきて
僕のもとへ
伝わる鼓動 跳ねる心 もう少しで近づける
でも ゆれる影 追わずに 君は今日もスルー
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